レイズがホームラン攻勢で開幕11連勝 Rソックス吉田は好機活かせず

【レッドソックス2-7レイズ】@トロピカーナ・フィールド

開幕から10連勝と勢いが止まらないレイズは1回裏にワンダー・フランコのタイムリーで先制すると、4本のホームランなどで7点を奪い7対1でレッドソックスに完勝。破竹の開幕11連勝を決めた。レイズ先発のシェーン・マクラナハンは6回途中9奪三振1失点の好投で2勝目(0敗)をマークし、レッドソックス先発のギャレット・ウィットロックに1敗目(0勝)が記録されている。

レイズは1回裏に先制すると、2回裏にも足を絡めた攻撃で追加点。さらに4回から7回には2者連続ホームランを含む4本のホームラン攻勢など多彩な攻撃でレッドソックス投手陣を攻略した。レイズは投手陣も好調で、先発のマクラナハンが4四球と制球に苦しみながらも1失点に抑えると、リリーフ陣もレッドソックスの反撃を9回表の1点のみに封じるなど、危なげない展開で寄り切った。この勝利でレイズは本拠地トロピカーナ・フィールドでのレッドソックス戦11連勝を決めている。

絶好調のレイズだが、8回表の守備でヤンディ・ディアスがダイビングキャッチの直後に左手を抑え負傷退場となったのは不安材料。今季9試合で1番打者を務め、打率.303、3本塁打、7打点、OPS.1.031をマークする切り込み隊長が離脱となれば大きな痛手となることは間違いなく、今後の経過を注視したいところだ。

なお、レッドソックスの吉田正尚は「4番・左翼」で先発出場し、四球、ピッチャーゴロ、セカンドゴロダブルプレー、ショートフライで3打数ノーヒット。6回表無死1・3塁の場面でランナーは返したものの併殺、8回表二死1・3塁の場面でも凡退と反撃のチャンスを活かすことができず悔しい一戦となってしまった。これで今季の成績は打率.216、1本塁打、6打点、2盗塁、出塁率.356、OPS.680となっている。

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