コロナ感染者療養、5日が目安に 出席停止期間も短縮、5類移行で

文部科学省

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類へ移行するのに合わせ、政府が感染後の療養に必要な期間の目安として「発症翌日から原則5日間」とする方針を検討していることが12日、関係者への取材で分かった。また政府は、感染した児童生徒らを学校で出席停止とする期間を2日間短縮して「発症後5日」にする方向で調整に入った。

 5類移行後、療養は個人の判断に委ねられる。療養期間は現在、症状がある人は7日間、無症状の人は検査で陰性を確認すれば5日間で解除できるとされる。

 国立感染症研究所の分析では、発症後5日にはウイルス量は大幅に減り、発症後7日にはほとんど検出されなくなる。厚労省は週内にも療養の考え方を示す方針。

 学校保健安全法では、感染症にかかるか、感染の疑いや恐れがある児童生徒に対し、各校の校長が出席停止を指示できると規定。期間は原則として「発症後7日」としている。

 5類移行後は、季節性インフルエンザの「発症後5日かつ解熱後2日」と同等の扱いを念頭に、科学的知見も踏まえて「発症後5日」にする方向だ。

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