昨年末のワールドカップで日本代表をキャプテンとして牽引した吉田麻也。
TOKYOFMをキーステーションに放送中の「チャレンジ&カバー」でスパイク契約について語るなかで、こんな話をしていた。
ユース時代はもちろん、自分で市販のシューズを買ってました。
大事に大事に使って、練習用と試合用と分けて使ったりしてましたけど。
ナショナルトレセンっていうのがあって、代表選手の一個前ですね。福島のJヴィレッジとかに呼ばれて、100何人くらい来てやるんですけど。
その時に当時はadidasのシューズをひとり一足貰えてたんですよ。
それで、代表に行けば、毎回それを取り換えてもらえて、新しいスパイクを貰うっていうのがあって。
だから、代表に入り続ければ、スパイクを買わなくていいんですよね。
だから、そこをみんな目指すんですけど、なかなか難しいのでそうもいかないなっていうなかで、 初めてプロに上がる時にMizunoさんから声をかけていたいただいて、よろしくお願いしますというので、初めて貰いました。
でも、今はこれが問題ですけども…。
例えば、名古屋グランパスだったら、ユースでも契約に入っているので、Mizunoのスパイクをユースの選手も貰えるんですよね。
これは貰えるっていうので、子供たちが勘違いして、当たり前に物を貰えるんだって思って甘やかされているんだよね。
履く価値がある(選手だ)から提供してもらっているわけで、当たり前に貰えることを、何て言うんだろな…貰えると思って、そのテイでくるからね。
こっちもね、舐めてんのかなって、僕も思っちゃう…(笑)
うん、思うね…ちょっとそれが本当に正しいことなのかどうなのかは、僕には分からないです。
名古屋グランパスでプロになった際にMizunoと用具契約を結んだ吉田。トレセン時代にはadidasから無償でスパイクを提供してもらえたために、それも代表を目指すモチベーションになっていたという。
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今はJリーグのユースチームにいるだけで子どもたちが当たり前にスパイクを貰えるようになっており、その現状に疑問を感じてるようだ(Mizunoは名古屋グランパスに用具類を提供するキットサプライヤー)。