エンゼルスが投手戦制し連敗ストップ 大谷は7回無失点&1安打

【ナショナルズ0-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発の大谷翔平が6四死球と制球に苦しみながらもナショナルズ打線をわずか1安打に封じ7回6奪三振無失点の好投。打線も4回裏に先制すると6回裏にはローガン・オホッピーの4号ソロでリードを広げ、2対0でナショナルズを下し連敗を2で止めた。大谷は2勝目(0敗)をマークし、今季の防御率は0.47と驚異の数字。エンゼルス3番手のカルロス・エステベスが1セーブ目を記録し、ナショナルズ先発のジョザイア・グレイは3敗目(0勝)を喫している。

大谷は立ち上がりから2四球を許すなど不安定ながらも、この日唯一の安打を許した4回表には二死2・3塁のピンチを切り抜けるなど無失点と粘りのピッチング。すると4回裏に無死満塁からアンソニー・レンドンの犠牲フライでエンゼルスが先制点を挙げる。徐々にギアを上げた大谷は5回表から7人連続でアウトに打ち取るなど流れを掴むと、6回裏には正捕手オホッピーが大谷登板試合で2試合連続となるホームラン。不安定な投球が続いていたリリーフ陣もこの日は無失点に抑え、2対0で投手戦を制した。

打者としては定位置の「3番・DH」でスタメン出場した大谷は、レフトフライ、レフト前ヒット、見逃し三振、見逃し三振で4打数1安打。4回裏の無死1・2塁のチャンスではレフト前ヒットでチャンスを拡大し先制点を呼び込むなどバットでも一定の活躍を見せ、昨年から続く連続試合出塁を34に伸ばした。今季の打撃成績は打率.300、3本塁打、8打点、出塁率.404、OPS.979となっている。

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