冬季五輪招致への疑念感じた 札幌市長、選挙結果受け

記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日午前、札幌市役所

 札幌市の秋元克広市長(67)は12日、臨時の記者会見を開き、2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点となった札幌市長選の結果を受け「疑念や不信感があると感じた」とし、引き続き「時期の問題も踏まえ、関係機関と協議していきたい」と述べた。

 9日の札幌市長選で、秋元氏の得票率は与野党相乗りにもかかわらず前回選挙から大きく減少し、招致に反対する2候補に一定の票が集まった。

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は10日、「市民の多くの方々が懸念と不安を持っていることがはっきりした。ご理解を得ないで進めていくことは現実的に困難だ」との見解を表明した。

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