第3回CICPEが開幕、世界の企業に新たな勢いを注入

海口の第3回China International Consumer Products Expo(中国国際消費財博覧会(CICPE))会場の外観(2023年4月10日撮影)

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【海口(中国)2023年4月11日新華社=共同通信JBN】第3回China International Consumer Products Expo(中国国際消費財博覧会(CICPE))は4月10日、海南省海口において6日間の日程で開幕し、中国最大の自由貿易港が毎年恒例の全国規模の展示会の到来を告げています。

今年のCICPEは「Share Open Opportunities and Co-create a Better Life(開かれた機会を共有し、より良い生活を共に創造しよう)」というテーマを掲げ、消費財の世界規模の展示会と取引プラットフォームを構築し、世界中の企業が中国市場を共有するための機会を提供することを目指しています。

この博覧会の展示エリアは12万平方メートルに及び、そのうち8万平方メートルが国際展示エリアとなっています。60を超える国・地域から3300以上の消費者ブランドが今年のCICPEに展示されており、300を超えるブランドが1000以上の新製品を発表する予定です。

イタリアは今年のCICPEの主賓国で、ファッション、デザイン、食品・飲料、自動車、ホテル、ヨット、宝飾品、その他の分野で147のブランドを展示しています。イタリアの出展者はこの博覧会を利用して質の高いイタリア製品を中国の消費者に紹介し、中国市場でより多くの新たな関係を確立することを期待しています。

米国、ドイツ、フランス、日本などの大手企業がこの博覧会に参加しています。フォルクスワーゲン・グループ(中国)は初登場して傘下のポルシェ(Porsche)やベントレー(Bentley)、その他の花形モデルを紹介し、ドイツのKahlは家庭用電化製品の分野でスチームクリーナーを初公開し、エスティローダー・グループ(Estee Lauder Group)、資生堂グループ、コティ・グループ(Coty Group)、ロレアル・グループ(L'Oreal Group)はそれぞれの最高級香水ブランドを展示して博覧会の「ビューティー」イノベーションを紹介しています。

さらに、中国に加えて10のRCEP(地域的な包括的経済連携協定)加盟国が今年の博覧会に参加しており、ナショナルパビリオンの形式での日本、韓国、タイ、ベトナムも含まれています。韓国、ベトナム、インドネシア、タイなど35カ国・地域から2000人以上のバイヤーが買い付けのために博覧会に参加しています。

ソース:China International Consumer Products Expo

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画像説明:海口の第3回China International Consumer Products Expo(中国国際消費財博覧会(CICPE))会場の外観(2023年4月10日撮影)