古江彩佳は涙の予選落ちからリフレッシュ 「しっかり4日間を」

表情もスッキリ。古江彩佳が2度目のハワイ大会に臨む(撮影/村上航)

◇米国女子◇ロッテ選手権 事前情報(11日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

「遅めにスタートする(調子を上げる)タイプなので、今年はいいスタートが切れている」。自身2度目のハワイ大会を前に、古江彩佳は国内外ツアーで3位に3度入った6試合を振り返った。

一方で、3月「DIOインプラントLAオープン」では通算5オーバー102位で予選落ち。メジャーを除く米ツアー“平場”の試合で、はじめて週末を戦えない悔しさに涙がにじんだ。

赤いパンツがハワイの景色に映える(撮影/村上航)

今季米ツアー5試合を終えた年間ポイントランキングは日本勢最上位の9位につける。年始からの良い流れを、そう簡単に切りたくはない。ハワイには開幕前週のはじめに到着し、「おいしいものを食べて、海を見ながらヨガもやった」とリフレッシュ。悪いものは、青く広大なハワイの海にすべて預けてきた。

コースでは練習ラウンドとプロアマをこなして準備を整えた。海からの重い風を警戒しつつ、「うまく風と友達になれるよう。しっかり4日間戦って、できればアンダーで回りたい」と気合を入れた。

目指せ「風とお友達」(撮影/村上航)

予選ラウンドは渋野日向子、2人と同じく2022年からツアーに加わったソフィア・シューベルトと同組でプレーする。(ハワイ州エワビーチ/谷口愛純)

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