JUNS、リモートカメラ「LiveCAM」シリーズの新モデル「LiveCAM86T-HD/4K」発売。4K、NDI、IP、タリー、カラコレ対応

JUNS株式会社は、4K/NDI/IP/タリーランプ/カラーコレクション等に対応した「LiveCAM 86T-HD/4K」をリモートカメラ「LiveCAM」シリーズの新モデルとして発売した。ラインアップと希望小売価格は以下の通り。

■HDモデル

  • LiveCAM 86T-HD 標準モデル:税込128,000円
  • LiveCAM 86T-HD NDIモデル:税込148,000円

■4Kモデル

  • LiveCAM 86T-4K 標準モデル:税込198,000円
  • LiveCAM 86T-4K NDIモデル:税込218,000円

■マルチカムパック

  • LiveCAM 86T-HD 3台+コントローラーDX:税込480,000円
  • LiveCAM 86T-4K 3台+コントローラーDX:税込680,000円

JUNSの「LiveCAM」は監視用途としての利用が多かったリモートカメラに、カラーコレクション機能や放送標準のSDI出力等を備え、少人数やワンオペレーションでのライブ配信・収録現場へ投入できるように考えられたモデル。新モデルの「LiveCAM 86T-HD/4K」では、Blackmagic DesignのATEMスイッチャーシリーズに対応したタリーランプを標準搭載、NDI|HXに対応したモデルも選べるようになった。

主な特徴

タリーランプ対応

BlackmagicDesignのATEMスイッチャーシリーズで使用できるタリーランプを標準搭載している。同一ネットワーク(ハブ)内にATEMスイッチャー、LiveCAM、LiveCAMコントローラーを置くだけで、特別な設定は必要なくすぐに使用できる。

最大100のポジションやカラー設定を登録

1台のカメラにつき、最大100個のポジションおよびピクチャー設定(ホワイトバランス、明るさ等)を登録し、簡単なボタン操作で呼び出せる。明るさやカラーバランス・彩度・コントラスト・シャープネス・ノイズリダクション・ガンマ等を細かくマニュアルで調節でき、作成したカラーもポジションと合わせて保存、呼び出すことが可能。

業務用カメラでもメーカーごとに、独自の色味があり、マルチカメラ収録では複数台のカメラの色を均一にそろえるのは大変だが、LiveCAMはこのような環境に投入しても、大きな違和感のない画作りが可能だとしている。

SDI/HDMI/USB/LINE INを標準装備

カメラに備わったすべての端子より同時に出力を行えるため、例えばSDIはスイッチャーへの接続、HDMIは返しモニターや録画機への接続など、配線を分けて使用可能。またLINE IN(ステレオミニジャック)端子から入力した音声をSDI/HDMI/IP/NDIの映像にエンベデッドし出力できるようになった。USB接続でWebカメラとして使用することも可能だ。

NDI/IPに対応、ネット越しでのリモート操作もかんたんに

ネットワーク網も様々なプロトコルに対応。RTMPサーバーへの直接配信やIP伝送、NDIモデルではNDI|HXをサポートしている。JUNSのSMART VPNと組み合わせることで、離れた場所にあるカメラを一括で操作できるシステムを簡単に構築できる。

主な仕様

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