「黒い雨」の新基準 韓国在住の1人を初認定 広島市がことし3月

1945年8月の原爆投下直後に降ったいわゆる黒い雨について、国の新たな認定基準に基づいて、広島市が初めて韓国在住者に被爆者健康手帳を交付していたことが分かりました。

広島市によりますと先月、韓国在住の1人について被爆者健康手帳の交付を決定したということです。

市では、国の新たな認定基準に基づいて去年10月以降、アメリカ在住の3人を在外被爆者と認定していて、韓国在住者の在外被爆者の認定は初めてだということです。

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