〈第98回高田城址公園観桜会〉冷たい雨に人影薄く 観桜会が閉幕

 第98回高田城址公園観桜会は12日に会期を終えた。桜は「散り果て」となり、肌寒さを感じる雨降りとなった同日の同公園(上越市本城町)は人影もまばらだった。

観桜会最終日の高田城址公園。店を閉めたり、すでに撤収した露店も多かった

 桜は6日以降、落花盛ん、散り果てと移り、それでも9日の日曜日以降もツアー客の来場が多く見られたという。会期最終日の12日は露店の撤収作業が行われていた。
 今年は開幕前日の3月28日に五分咲き、翌日には満開となった。物産展に出店した料理研究家の井部真理さんは「今年は初日からものすごく多くの人が来た。アメリカやカナダなどインバウンドの旅行者も多かった」と話した。
 上越観光コンベンション協会は「会期の初めは天気がよく、雨風もなかったため、満開が7日間続いた。このままトラブルなく終われそうだ」と話していた。

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