札幌市内のコロナ感染者、4月は増加傾向 下水調査は前週比2倍

 札幌市内で4月以降、新型コロナウイルス感染者数の増加傾向が続いている。日別感染者数は2~10日、9日連続で前週の同じ曜日を上回り、12日も前週の水曜より12人多かった。市が感染動向を調べるため実施している下水疫学調査では、3~9日の1週間に検出されたウイルス濃度が前週比2倍に増えており、市は感染者数のさらなる増加を懸念している。

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