茨城県警は12日、茨城町上石崎の県警察学校で、定例人事異動後の新体制で初となる警察署長会議を開いた。一瀬圭一本部長は「県民の安心安全を妨げる犯罪の予防・検挙に努めていただきたい」と県警幹部ら約100人に訓示した。完全対面での開催は約3年ぶり。
一瀬本部長は、殺人、強盗などの重要犯罪や性犯罪が起きた場合「早期の摘発が重要」と強調した。
人口10万人当たりの認知件数が全国ワーストとなっている住宅侵入窃盗と自動車盗については、「広域かつ連続的に発生する傾向がある」とし、今年度から新設された機動捜査支援課との緊密な連携を求めた。