レンジャーズ・シーガーがハムストリングの肉離れで故障者リスト入り

日本時間4月13日、レンジャーズはショートを守る主軸のコリー・シーガーを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。シーガーは12日の試合で二塁打を放ったあと、二塁ベースに到達する際に左太腿裏を抑えてそのまま試合を退いており、検査の結果ハムストリングの肉離れであることが判明。復帰には最低でも1か月近くかかることが予想されている。

ドジャースで2度のシルバースラッガーを獲得し、昨シーズンからFAでレンジャーズに加入した現在28歳のシーガーは、今季ここまで主に2番打者として打率.359、1本塁打、4打点、OPS1.007と絶好調。打率、出塁率、長打率の全てでチームトップの数字を叩き出しており、12日の試合終了時点で地区首位に立っているレンジャーズにとっては大きな痛手となった。

シーガーは負傷について「とても失望している」とコメント。レンジャーズのブルース・ボウチー監督も「シーガーのような優秀な選手を失うという事態に対処できるチームは存在しない」と落胆したものの、「今チームにいる選手たちにとても満足している。彼らがステップアップの機会を得て勝利に貢献することを楽しみにしている」と前を向いた。レンジャーズはセカンドのレギュラーを務めるマーカス・セミエンもショートの経験を持っているが、セミエンは二塁手から動かさず、シーガーの代役には25歳のジョシュ・H・スミスが起用される予定。

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