地域DX推進に市の「ラボ」 経産省などがロゴマーク付与 経済発展や幸福向上を支援/岡山・津山市

経済産業省などが推進している、デジタルトランスフォーメーション(DX)技術により、地域の経済発展やウエルビーイング(幸福)の向上を支援する取り組み「地域DX推進ラボ」に、岡山県津山市版DX推進ラボが選出された。第1回の選定は全国で31件、中国地方では鳥取県と津山市のみ。

経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構が、デジタル田園都市国家構想基本方針に基づき昨年11末から公募。ロゴマークの使用権を付与、メンターの派遣、ポータルサイトやイベントなどでの広報などで後押しする。

「津山市DX推進ラボ」は津山信用金庫などと連携して地域企業のDX化ニーズなどを調査し、ICT企業ネットワーク「つやまICTコネクト」を核にソリューション開発や導入を促進する。各産業の生産性向上・DXの実現、地域のウエルビーイングの向上につなげるとともに、「津山まちなかカレッジ」を中心に、デジタル人材の育成を図り、地域企業のデジタル化・DX推進やIT企業への就業につなげる。

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