茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で、ネモフィラが見頃を迎え、かれんな花が丘一面を青色に染めている。
ネモフィラは北米原産の一年草で、直径2～3センチの花を咲かせる。園内の「みはらしの丘」約4.2ヘクタールに約530万本が育つ。同園によると、今年は2～3月の気温が高かったことから、平年より7日早く開花したという。15日ごろに満開となり、今月末まで楽しめる見通し。
13日は朝から多くの家族連れが訪れ、潮風に揺れる花を写真に収めたり、丘を散策したりして楽しんだ。千葉県柏市の市村真知子さん(49)は「ここまで青一色の丘はなかなかない。見晴らしも良く感動した」と話した。
公園内では赤や黄色など色とりどりのチューリップも咲き誇り、来園者がのんびり散策する姿が見られた。
