舞台【こと~築地寿司物語~】シリーズ最新作『明日への轍』上演

シリーズ舞台として1万人近くの動員、舞台【こと~築地寿司物語~】は『日本の女は強かった』を通したテーマに 平成29年の1作目(脚本/江頭美智留)では東京大空襲からの戦中戦後を描き、公演1ヶ月前に全席完売、増席をして劇場開館以来の動員記録を達成。翌年の2作目(脚本/園田英樹・脚本監修/柏原寛司)は築地に市場が来るキッカケとなった関東大震災から戦中までを中心とした10日間公演で2200人以上を動員、平成最後の時に完全版と称した3作目(脚本/きむらゆうか・脚本監修/秦建日子)を公演。2年間の充電期間をおいての昨年4作目は新元号初公演としてコロナウィルスという誰も想像をしえなかった災厄に世界中が苦しんだ日々の中、初心に返る気持ちで主演の鳳恵弥が演出も担い、連日満席でシリーズ最高傑作の呼び声も。

稽古の様子

シリーズ5作目となる今作【こと~築地寿司物語~明日への扉】は2作目、3作目と鳳恵弥と夫婦役を演じて 大好評を得た極楽とんぼの山本圭壱が復活。シリーズ1作目より皆勤賞出演(3、4作目は日替わりゲスト)で主演の鳳とは10数年来の付き合いプライベートでも親交の深い元AKB48の市川美織や特捜戦隊デカレンジャーの林剛史も作品を盛り上げる。

イントロダクション
東京大空襲の翌朝、焼け野原に立つ女性”こと”は日本初の女寿司店店主にして自ら板場に立って店を切り
盛りし、まもなく100年目を迎える築地玉寿司の礎を築いた女性。
愛する夫を亡くし、店を支える板前を戦地に取られ、店さえも容赦ない無差別爆撃に燃やされた彼女を支え
たのは夫の最後の言葉「玉寿司を頼むよ」の一言だった。
日本橋からの移転後、東京の食を支え80余年、世界の築地と呼ばれるまでになった築地市場、この地で戦
後の焼け野原から女手一つで明るく強く一家を支え、夫との約束ののれんを子供に、そして孫に引き継いだ実際
にあった真実の愛と絆の物語。NHKスペシャルでも伝説の女板前として取り上げられ大変な話題になって参り
ました。モデルとなった築地玉寿司の全面協力のもと、日本人の強さと暖かさをぎゅーっと詰めこんで日本の全ての世代に贈ります。

概要
日程・会場:令和5年4月27日(木)~30日(日) 築地ブディストホール
主演/脚本/演出:鳳恵弥
総監修:園田英樹
出演
山本圭壱・市川美織・林剛史・佐藤茜・亀吉・水瀬紗彩耶・黒江心温・溝口雄大
主催:舞台【こと~築地寿司物語~】製作委員会

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