岸田総理が万博記念貨幣のシリーズ発行を発表 大阪・関西万博の起工式に出席

岸田文雄総理(65)が13日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の予定地である大阪市此花区・夢洲で起工式に出席。万博を記念した貨幣をシリーズで発行することを発表した。

あいさつに立った岸田総理は「わが国最初の万博となった1970年『大阪万博』。世界中に日本の発展を力強く示し、科学技術の進化、経済発展の起爆剤となる、まさに歴史的なイベントでした」と当時の熱狂ぶりを振り返りながら「2025年も再び、この大阪の地で万博が開催されます。1970年を超える新世紀の万博にしていきたい。機運を一層高めるべく、この2年間、全力で取り組んでいきます」と前回の大阪万博以上の盛り上がりを期待した。

また、開幕までちょうど2年を迎え、「まず今年はここ夢洲の万博会場とロゴマークをデザインした銀貨を発行します」と万博を記念した貨幣をシリーズで発行すること発表。「引き続き万博の成功に向けて、関係自治体や経済界と連携し、政府一丸となって準備や機運熟成を進めていきたいと思います」とバックアップを誓った。

(よろず~ニュース・中江 寿)

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