
フランスで5月開催の第76回カンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に是枝裕和監督の「怪物」と、役所広司さん主演でドイツのビム・ベンダース監督による映画「パーフェクトデイズ」が選ばれた。映画祭事務局が13日発表した。
是枝監督作の同部門選出は2年連続7回目。
「怪物」は、大きな湖のある郊外を舞台にしたシングルマザーや学校教師、子どもたちの物語。音楽は3月に死去した坂本龍一さんが生前に手がけた。
「パーフェクトデイズ」は、建築家安藤忠雄さんが設計した東京・渋谷の公共トイレが舞台で、役所さんが演じる清掃員を主人公にした物語。
