季節の花々、意匠凝らして春演出 横浜・山下公園で「花壇展」、5月7日まで

花壇を眺める来場者=横浜市中区、山下公園

 横浜市中区の山下公園で、市内造園業者らの意匠を凝らした作品を集めた「花壇展」が開かれ、子ども連れや外国人観光客の姿でにぎわっている。担当者は「昔より作品が立体的になり、力作もそろっている。横浜の造園技術をぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。

 横浜を季節の花などで彩る「よこはま花と緑のスプリングフェア」の一環で、今年で60回目を迎える。会場には市造園協会会員とJA横浜が丹精込めて作った21区画の花壇が園路沿いに並ぶ。ペチュニアやマーガレット、ネモフィラといった春に咲く花々が色彩豊かな空間をつくり、花束を持ったうさぎやカラフルな風車が飾られている。

 小雨降る7日に娘と訪れた女性(69)は「どれも見事な作品でびっくり。今日ここに来れて良かった」と喜んでいた。入場無料で、5月7日まで開催。問い合わせは市緑の協会電話045(228)9433。

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