損保ジャパン、安全運転診断アプリ「SOMPO Drive」提供へ

損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は、自動車保険料の割引に適用できる安全運転診断結果を算出するスマートフォンアプリ「SOMPO Drive」を、4月17日から提供開始する。4月11日付のプレスリリースで明かした。

同アプリは、損保ジャパンでの保険契約の有無にかかわらず無料で利用可能できる。損保ジャパンが有効と判断した走行時間が通算10時間以上かつ走行日数が5日以上の条件を満たすと、スマホアプリ内に安全運転スコアが表示される。初めて自動車保険に加入する利用者が損保ジャパンの自動車保険を契約する場合は、安全運転スコアに応じて「安全運転割引」の適用を受けられる。

「安全運転割引」は、自動車保険を新規で契約する個人利用者を対象とした割引だ。ノンフリート等級が6(S)等級・7(S)等級の利用者で、安全運転スコアが60点以上の場合、得点に応じた割引を受けることができる。

なお、同社は、「SOMPO Drive」と「安全運転割引」の提供を通じて、利用者にとって納得感のある保険料を実現するとともに、安全運転に対する意識を高めてもらうことで、事故の無い社会の実現を目指す。さらに、モビリティサービス事業者と提携し、自動車保険以外の分野における利活用を検討していくという。そして、今後も、走行データを活用した合理的な保険設計やビッグデータを活用した商品・サービスを開発し、利用者の安心・安全・健康に資する最高品質の商品・サービスを提供していくと述べている。

「安全運転割引」
適用の流れ

© 株式会社自動車新聞社