9歳の女の子が死亡 一般道を速度100キロ超で走行か… スポーツカーの医師(36)を危険運転致死傷の疑いで書類送検【動画ニュース】

去年6月、福山市で軽乗用車とスポーツカーが衝突し、軽乗用車に乗っていた9歳の女の子が死亡した事故で、警察は、スポーツカーを運転していた医師の男性を危険運転致死傷の疑いで、書類送検しました。

この事故は、去年6月、福山市霞町1丁目の交差点で、右折していた軽乗用車と対向車線を直進していたスポーツカーが衝突し、軽乗用車に乗っていた当時小学4年の女の子が、事故の衝撃で車の外に投げ出され、全身を強く打つなどして亡くなったものです。

軽乗用車を運転していた女の子の祖父と、付近を歩いていた60代の男性も大けがしました。スポーツカーを運転していた医師の男性(36)にけがはありませんでした。

付近の防犯カメラには、ほかの車より、速いスピードで走行する車の影…。スポーツカーを捉えた映像です。このあと事故が起きた音で、事務所内の人はその様子を見にいくほどでした。

目撃者(当時)
「速い車が来たなと思ったら、急にドカーンとなって、なんで?という感じでした」

警察は、周辺の防犯カメラやドライブレコーダーを確認するなど、捜査をした結果、福山市の医師の男性(36)が、推定速度100キロ以上の、進行を制御することが困難な速度で車を走行させるなどし、事故を起こした疑いがあるとして、危険運転致死傷の疑いで書類送検しました。

任意の調べに対し、男性は容疑を認めているということです。

また、警察は軽乗用車を運転していた女の子の祖父(63)についても、対向車の確認が不足していたとして、過失運転致死傷の疑いで、書類送検したということです。

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