「大変不便かけた」台風で崩落の国道473号に仮橋 4月20日から通行可=静岡・島田市

2022年9月、台風の影響で崩落した静岡県島田市の国道に仮設の橋が架けられ、静岡県は4月20日から全面通行止めを解除すると発表しました。

<篠原大和記者>

「島田市の福用(ふくよう)です。台風の影響で通行止めが続いていた国道に仮の橋が設置されました」

島田市福用の国道473号は2022年9月、台風15号の影響で道路の一部が崩落し、現在も全面通行止めが続いています。国道の復旧を進める県は3月、決壊した部分の上に仮設の橋を設置し、4月20日午前10時から約7か月ぶりに全面通行止めを解除します。橋は2灯式の信号機による片側交互通行で、車道の幅は約4mありバスやトラックなども通行できます。

<静岡県島田土木事務所 塩澤孝洋次長>

「とくに周辺に住む方々、産業や観光で道路を利用してきた方々に大変不便をかけました。安全に留意しながら通行していただきたい」

県は4月20日までに橋周辺のガードレールなどの整備を進め、国道473号の全面復旧は2024年3月末を目指しています。

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