若手ヴァイオリニスト、ランドル・グーズビーのデッカ録音第2弾『ブルッフ&プライス:ヴァイオリン協奏曲 他』発売決定

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新進気鋭の若手ヴァイオリニスト、ランドル・グーズビーの2ndアルバム『ブルッフ&プライス:ヴァイオリン協奏曲 他』がデッカ・クラシックスよりリリースされることが決定。あわせて、同作から「プライス:崇拝(J.Grayによるヴァイオリンと弦楽合奏編)」が先行配信されている。

アフリカ系アメリカ人の父と、日本で育った韓国人の母の間に生まれた27歳のヴァイオリニスト、ランドル・グーズビー。世界的ヴァイオリニストであるイツァーク・パールマンの弟子として、13歳でニューヨーク・フィルハーモニックとクリーヴランド管弦楽団との共演を果たし、同年に名高いスフィンクス・コンクールのジュニア部門において史上最年少で優勝を飾る。2020年には名門デッカ・クラシックスと専属契約を結び、デビュー・アルバム『ルーツ』(2021)をリリースした。

今作『ブルッフ&プライス:ヴァイオリン協奏曲 他』は、アフリカ系アメリカ人女性として初めてアメリカの一流オーケストラによって交響曲が演奏された作曲家、フローレンス・プライスとドイツ・ロマン派の作曲家、マックス・ブルッフによるヴァイオリン協奏曲を中心に収録。フローレンス・プライスの交響曲録音では、2022年グラミー賞を受賞した指揮者ヤニック・ネゼ=セガンとフィラデルフィア管弦楽団との共演も聴きどころとなっている。

「ヤニックは、フィラデルフィア管弦楽団とともにプライスの音楽を世間に広めた偉大な指揮者です。彼がこの音楽をどれだけ大切に思っているか、自分にとってどんな意味があるかが、オーケストラやレコーディングの音でよく分かります。これ以上理想的なコラボレーションはないと思います。 」

グーズビーは今年7月に来日し、石川県立音楽堂のコンサートホールでアルバム収録曲「ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番」の演奏を予定。指揮者ライアン・ウィグルスワースとオーケストラ・アンサンブル金沢との共演で、初めての来日公演となる。

■リリース情報

ランドル・グーズビー
『ブルッフ&プライス:ヴァイオリン協奏曲 他』
2023年 5月 19日 (金)
視聴・ご購入はこちら→https://randall.lnk.to/bruch_pricePR

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