鮮やかな青色の花びらが目を引くネモフィラ約530万本が、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で見頃を迎えている。直径約2センチの花が丘一面を青く染める絶景は、4月末ごろまで楽しめる。
14日は澄んだ青空の下、多くの人がカメラを向けながら丘を登った。担当者によると、今年は2~3月の気温が高かったため、例年より1週間ほど開花が早いという。
ネモフィラは一年草。紫の斑点模様や、白の花をつける品種もある。同園では昨年11月に手作業で種まきし、3月末から咲き始めた。
埼玉県草加市から家族で初めて訪れた大場正直さん(34)は「2歳の子どもは青色が好きで満足そう」と頬を緩めた。