福井県立高校の事務職員が1578万円着服　修学旅行用の積立金など…福井県教育委員会が懲戒免職処分

2023/04/14

　福井県教育委員会は4月14日、生徒から徴収した修学旅行積立金など約1578万円を着服したとして、福井県立坂井高校の事務職員（24）を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。修学旅行や学校運営に影響はないという。

　県教委によると、職員は2022年1月から23年3月までの間、修学旅行積立金口座名義人の校長の印鑑を無断で使用して不正な出金を繰り返し、1466万3千円を着服した。また、生徒からの「学校徴収金」111万5510円、授業料9900円を着服した。着服金は全額返金したという。