鈴鹿央士の元カノに小西桜子、今カノに田辺桃子!「スイートモラトリアム」で三角関係に

小西桜子と田辺桃子が、TBSで5月23日にスタートする「ドラマストリーム」の8作目「スイートモラトリアム」(火曜深夜0:58、関東ローカル)に出演することが分かった。

鈴鹿央士が主演を務める「スイートモラトリアム」の原作は、たまいずみ氏による同名漫画。付き合い始めたばかりの彼女と幸せな大学生活を送っていた柏木心(鈴鹿)の日常をぶち壊すかのように、元カノが心の家に転がり込んでくる。そして、かつてフラれたことへの未練なのか、心は成り行きで元カノとの同棲生活を始めてしまう心。そんな中、今カノが元カノの存在に気付いてしまい…。この三角関係を中心として、恋愛に、生き方に不器用な若者たちの等身大の姿を描く、じれったくて切なくて甘いラブストーリーが展開される。

小西が演じるのは心の元カノ・大森りんご。ある日突然、心の家に転がり込んだりんごは、心から彼女がいることを告げられるも、心の優しさにつけ込み家に入り浸る。そして、小夜と順風満帆な生活を送っていた心を惑わせ、2人の幸せな日常をかき乱していく。だが、そんなりんごにも、他人にはなかなか言えない抱え込んでいる悩みがある。表向きには自由奔放に見えるが、実は繊細な部分があって悩みを抱えるりんごを、小西がどのように演じるのか注目だ。

一方、田辺が扮(ふん)するのは、彼氏である心をいちずに思い続ける心の今カノ・上条小夜。心とは付き合い始めたばかりで、幸せな日々を送っていた。しかし、ある日から心の言動に不安・不信感を抱き、そこから心の元カノ・りんごの存在に気付いてしまう。恋愛経験が浅く奥手な小夜は、傷つくのを恐れ、心と向き合えずにいる。彼氏のことを好きだからこその悩み、葛藤を抱えた小夜がどのように自身の殻を破っていくのかも見どころだ。

小西は「今回お話をいただいて、素直にとてもうれしかったです。原作のりんごちゃんは、言動がめちゃくちゃなのにどこか憎めない魅力があって、かわいらしさが漫画からも生き生きとあふれ出ていたので、実写で演じるのが私でいいんだろうか?という不安もありました。ですが、監督をはじめ、キャスト・スタッフの皆さんと撮影前に丁寧に準備をすることができたので、不安を取り払って、等身大の女の子の生きざまをお届けできるよう、楽しみながら全力を尽くしたいです」と意欲を燃やす。

加えて、「りんごは強烈なキャラクターですが、3人を取り巻くモラトリアム期特有の繊細さは、誰もが心当たりがあったり、またはその真っ只中にいたりすると思います。年代を問わず、見てくださる方の心の中に、見終わってからもきらりと残るものをお届けできたらうれしいです」とメッセージを寄せる。

田辺は「原作を読ませていただき、それぞれ個性豊かなキャラクターだなと思いました(笑)。心とりんごと小夜の3人の輪が奇麗な丸ではないのですが、優しさであふれていて、このデコボコ具合がいとおしく感じました。物語の世界で、小夜と一緒にどんな瞬間と出合うんだろうと、今からワクワクしています」と期待に胸を躍らせる。

そして、「小夜はりんとしていながらも柔らかく、笑顔がとてもすてきな印象です。普段は冷静に考えることが多い分、時々見せるストレートな感情がとても人間らしさがあって好きな部分です。そんな原作の小夜に命を宿らせて映像化できたらなと思っています」と意気込みを語り、「鈴鹿さん、小西さん、そして監督のお二方と今回初めてご一緒できるので、新しい化学反応が起きることも楽しみの一つです。皆さんもぜひ楽しみにしていてください!」と呼び掛けている。

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