ヤクルトにリベンジへ 広島カープ “勝利の方程式” 栗林良吏 & ターリーに聞く

開幕戦で3連敗を喫したヤクルトをマツダスタジアムで迎え撃つ広島カープの3連戦。リベンジのためには、まず、チーム防御率1.44とリーグ1位の強力ヤクルト投手陣を攻略する必要があります。

新井貴浩 監督は、機動力で揺さぶろうとしているのか、14日のスタメン練習組には 上本崇司 の姿がありました。昨シーズン、上本は14日、先発予定の小川に対し3打数3安打と好相性。打線の起爆剤として期待です。

さらに対小川で期待できるのは、打率リーグトップの 秋山翔吾。移籍してからの2年間で6打数5安打と、こちらも好相性です。

開幕のヤクルト3連戦では、わずか2点しかとれませんでしたが、カープ打線は4月2日以降、必ず得点を生み出しています。14日からの3連戦では大爆発してくれるはずです。

とは言いつつも、好投手がそろうヤクルト戦で重要になるのは、ロースコア展開となった際のリリーフ陣です。

そこで、わたし(伊藤平 アナウンサー)が考えるこの3連戦のキーマン! ことしのカープの勝利の方程式、ターリー 投手と 栗林良吏 投手から話を聞いてきました。

リーグ4位の3ホールド 広島カープ ターリー 投手
― 重要なポジションをまかされているが?
「すごい重要なポジションを任されていると思う。ただ、自分としては任された部分で抑えたい気持ち。一生懸命、登板に向けて準備をしたい」

― 接戦が予想されるが、どんなピッチングを?
「できることを全て出し切るだけ。自分が持っているものを出し切ってチームの勝利に一歩でも近づけるような投球をしたいです」

リーグ2位の4セーブ 広島カープ 栗林良吏 投手
― 4連投もあったが、今の状態は?
「気持ちも充実していますし、本当に開幕4連敗から5分に来ているので、そういう意味では体も心も充実しているかなと思います」

― 新しい登場曲は、しっくりきている?
「自分がマウンドに上がるときから曲が始まったりだとか、そういう意味ではすごくファンのみなさんの手拍子とかもマウンドに伝わりますし、そういった力、会場も盛り上がっていると言ってもらえるので、気持ちも高まっています」

― ターリー投手とはけっこう話す?
「うーん。ぼく、英語をしゃべれないので。さっきみたいに単語をポンポンと並べてしゃべることしかできないです。でも、できるだけ話すようにしていますし、今は外国人は アンダーソン もいますし、バッターには2人いるので。でも、リリーフにはターリーしかいないので、そういう意味ではしっかりコミュニケーションとりたいなと思っています」

― 接戦が想定されるが?
「やっぱりチームの勝利に貢献したいので、同点でも1点差でも何点差でも自分のパフォーマンスを出せる準備をしていきたいなと思いますし。開幕からの3連戦は1発に泣いてきているので、そういうところに注意しながらマウンドに上がれればいいかなと思います」

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