岡山・総社市の市立幼稚園で給食始まる 保護者の弁当作りの負担を軽減

岡山県総社市立の幼稚園で4月14日から給食が提供されています。初めての給食の味は……?

総社市駅南の常盤幼稚園に給食を載せたトラックがやってきました。

総社市では15の市立幼稚園全てで、2023年度から給食を提供します。

献立は小学校と同じで、14日は筑前煮とはりはり漬け、たい焼きなどが並びました。

幼稚園での給食提供は、保護者の要望を受けて総社市が実施したもので、給食費は月4000円です。

総社市立の幼稚園の2023年度の入園者数は725人で、2022年度より41人増えています。

市の教育委員会は入園者の増加について、「給食を提供し、保護者の弁当作りの負担を軽くするなど、さまざまなニーズに応えられたこと」が理由だとしています。

(園児はー)
「おいしかった」
Q.何をおかわりした?
「ごはん。だってさ、あったかいんだもん」

(総社市/片岡聡一 市長)
「子どもの生まれる数であるとか、そういうのがだんだん減っている社会の中で、やはり子どもを増やしていく。その力を各自治体が試されている。これからもどんどん幼稚園の力を高めていきたい」

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