香港マカオ弁公室主任が香港に到着

国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任が4月13日に香港に到着し、6日間の香港視察を開始した。13日の香港メディアによると、夏主任は15日に全民国家安全教育日の開幕式に出席する。香港滞在中には金融・イノベーション科学技術機関などを訪問するほか、街中にも現れるとみられる。夏主任は午前11時ごろに香港国際空港に到着し、まず外交部駐港特派員公署を訪問。李家超・行政長官も合流し、2時間余り滞在した。その後、夏主任は行政長官弁公室を訪れ、国家安全委員会メンバーに面会。続いて特区政府本庁舎で政府高官と行政会議メンバーに面会した。消息筋によると、夏主任は行政会議メンバーに面会した際、特区政府の仕事を賞賛するとともに「国家の安全を守ることは依然最優先で、目下のところまだ外部勢力の干渉を警戒せねばならない」と述べ、香港市民に情勢をよく認識するよう呼びかけた。

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