国別対抗戦の日本代表が決定 渋野日向子は仲間が「めちゃくちゃ心強い」

渋野日向子が国別対抗戦に初出場する(撮影/村上航)

◇米国女子◇ロッテ選手権 2日目(13日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

5月4日開幕の米ツアー国別対抗戦「インターナショナルクラウン」(カリフォルニア州・TPCハーディングパーク)の出場選手が決定し、日本代表4選手は2018年大会以来2回目の出場となる畑岡奈紗、初出場の古江彩佳、笹生優花、渋野日向子がメンバーになった。

同大会は4月3日付の世界ランキングで各国上位4人に出場優先権が与えられる。日本勢のトップ4は畑岡(ランク12位)、古江(同19位)、山下美夢有(同24位)、笹生(同30位)だったが、3番手の山下と5番手の西郷真央(同37位)が辞退し、6番手(38位)だった渋野が繰り上がった。

学生時代はナショナルチームでも活躍(撮影/村上航)

渋野は「出られるチャンスを頂けて楽しみ。(メンバーが)めちゃくちゃ心強い。足引っ張らないようにしたい」と意気込んだ。

「久しぶりの日本代表」と日の丸を背負うことにうれしさを語ったのは古江。アマチュア時代はナショナルチームとして海外を転戦。「プロとして日本代表は初めてなので、楽しみが大きい」と笑顔を見せた。

チームで唯一の経験者となる畑岡奈紗(撮影/村上航)

日本選手で唯一の大会経験者となる畑岡は「いまアメリカで頑張っている選手とチームとして出られるのは、心強いし楽しみ」と、チームを引っ張っていく。

同大会は2014年から過去3回行われ、14年はスペイン、16年は米国、18年は韓国が優勝。20年はコロナ禍で開催が見送られた。

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