来館者好みの即席麺提供  茨城・ヤマダイ  25日 ラーメン博物館に開店

ラー博スゴメンラボのロゴイメージ

「凄麺(すごめん)」シリーズなど即席麺製造のヤマダイ(茨城県八千代町、大久保慶一社長)は14日、新横浜ラーメン博物館(横浜市)と連携し、同館1階に来館者の好みに合わせた即席麺商品が作れる「ラー博スゴメンラボ」を25日に開業すると発表した。「面白生真面目」をコンセプトに特色ある具材や仕組みを用意。遊び心で本格的な即席麺を提供する。

ラボは「常識破りのオリジナルカップラーメン製作所」と銘打ち、麺や具材、容器など計95種類を自由に組み合わせることができる。麺は、油で揚げない同社独自のノンフライ製麺技術を用いた細麺-極太麺の5種類を取りそろえた。

栄養価やうまみを損ねないよう低温の油で揚げる真空フライ具材を採用し、納豆やたこさんウインナーといった市販では味わえないものにこだわった。スープは黒(イカスミちゃんぽん味)や白(ミルクみそ味)など見た目も楽しめるようにし、自身のスマートフォンで撮った写真を容器のふたに印刷することも可能。

商品は、ラボでスマホから注文ページにアクセスし、具材や麺、スープを選択。注文後に表示されるQRコードを受け付けで掲示して決済する仕組み。完成後にはショートメールで通知され、混雑時以外では通常5分ほどで出来上がるという。持ち帰りもその場で食べることもできる。

ラボは常設を予定し、料金は1個(麺、具材三つ、スープ、容器、ふた)税込み540円。同館の営業時間に準じる。

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