西九州新幹線の指定席予約率24.7% ゴールデンウイーク期間、JR九州発表

 JR九州が14日発表したゴールデンウイーク期間(28日~5月7日)の新幹線や在来線特急の指定席予約状況(13日時点)によると、昨年9月に開業した西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の予約数は、約8万2千席のうち約2万席で、予約率は24.7%だった。
 同社によると、区間や車両が異なり単純比較できないが、予約率は新型コロナウイルス禍前の2018年同期の在来線特急かもめ(26.0%)とほぼ同程度。開業効果に起因する高い水準としている。
 リレーかもめなどが走る長崎線の予約数は約3万7千席。前年同期比1.77倍、18年同期比75.6%だった。予約率は25.6%。武雄温泉-長崎の観光列車「ふたつ星4047」の予約率は71.4%。
 九州新幹線の予約数は約7万9千席で前年同期の約1.6倍、18年同期比の79.7%。予約率は28.9%だった。

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