ラグビーの関東高校大会埼玉県予選は16日、32チームが参加して開幕する。今大会は全試合を有観客で実施（一部会場制限あり）。決勝は5月7日に熊谷ラグビー場Aグラウンドで行い、上位4チームが関東大会（6月10、11日・東京）の出場切符と、今秋の第103回全国高校埼玉大会のAシード権を手にする。
優勝争いは、県高校新人大会で2年連続の頂点に立った川越東、同準優勝の昌平が中心になりそう。川越東は快足をそろえるバックスの得点力に加え、FW陣の堅守で初の王座を狙う。接点の強さに自信がある昌平は、ボールの争奪戦で優位に立ち勝ち上がりたい。
新人大会で4強入りした本庄第一、深谷と同8強の浦和、慶応志木がぶつかることになりそうな準々決勝は、激戦必至だ。勝ち上がれば2回戦で川越東と顔を合わせるノーシードの熊谷も面白い存在。実力がありチャンスは十分にある。
