白浜商工祭にぎわう 体験コーナーやステージ

多くの人でにぎわっている白浜商工祭(15日、和歌山県白浜町で)

 「白浜商工祭」(実行委員会主催)が15日、和歌山県白浜町阪田の白浜会館で始まった。町内39事業所が出展し、商品販売や事業のPRをしているほか、さまざまな体験コーナーやステージがあり、家族連れらでにぎわっている。16日まで。

 商工祭は地元事業所を知ってもらうことを目的に町商工会青年部を主体にした実行委が開催しており、12回目。今年は「絆~さまざまな体験で一つの輪に~」をテーマにキャンドル作り、オリジナルエコバッグ作りなどさまざまな体験コーナーを設置している。

 初日は雨の中、多くの地域住民が来場。町商工会の久保木弘会長や井澗誠町長らが、町商工会青年部のマスコットキャラクター「しらぺん」など12体のゆるキャラと一緒にくす玉を割って開催を祝った。

 16日は午前10時~午後4時。ステージでは、熊野高校ダンス(午前10時~)、けんすいチャレンジ(午前10時半~)、「しらぺん」10回目の誕生会(正午~)、ラグビー体験(午後1時~)、ゆるキャラ大集合(午後2時半~)などを予定している。買い物客を対象にした宿泊券や家電などの賞品が当たるビンゴ大会(午後3時~)もある。

 昨年は2日間で約7千人が来場。毎年「しらぺん」の誕生会には全国各地からファンが集まるという。

 実行委員長の愛須崇司さん(39)は「16日は晴れの予報なので、大勢に来ていただきたい」と話した。

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