G7会合 奇麗な倉敷でもてなそう 市民ら330人が一斉清掃

クリーンアップイベントでごみを拾い集める参加者=倉敷市中心部

 22、23日に倉敷市で先進7カ国(G7)労働雇用相会合が開催されるのを前に、市などは15日、同市中心部でクリーンアップイベントを実施した。雨が降る中、市民ら約330人が一斉清掃に取り組み、海外から訪れる人たちをもてなす準備を進めた。

 参加者は同市寿町の倉敷みらい公園を発着点に、10班に分かれてJR倉敷駅一帯や市美観地区などで作業した。それぞれのコースを歩きながら、トングでたばこの吸い殻や使用済みマスクなどを拾ったり、雑草を引き抜いたりした。

 母親と参加した岡山大付属中2年の男子生徒(13)は「思ったよりごみは少なかったが、街が奇麗になり、気持ちよく歩いてもらえそう」と話していた。

 イベントは、市が事務局を務める官民組織「G7倉敷労働雇用大臣会合推進協議会」と市環境衛生協議会が主催。会合に向けたおもてなし事業の一環で実施した。

クリーンアップイベントでごみを拾い集める参加者=倉敷市中心部

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