岡山県立森林公園（鏡野町羽出、上斎原）が15日、冬期閉園を経て約4カ月半ぶりにオープンした。初日から人々が散策に訪れ、ミズバショウなどが見頃を迎えた山地の春を満喫した。
森林公園（334ヘクタール）は鳥取県境近くの標高840～1100メートルに広がる。公園管理センターによると、湿地に群生するミズバショウをはじめ、僧侶が座禅を組む姿を思わせる赤紫のザゼンソウ、ピンクの小さな花が愛らしいイワウチワなどが咲いており、今月下旬まで楽しめそう。
夫婦で来た津山市の男性（76）は「身を寄せ合うように咲くミズバショウがかわいらしい。大自然に囲まれながらゆっくり見られるので癒やされます」と話していた。
入園無料。開園期間は11月末まで。問い合わせは同センター（0868―52―0928）。
