松重豊 東京都江戸川区の小松菜を堪能し“孤独のグルメ風”の食リポ披露!宮川大輔も歓喜「ドラマ見てるみたいや」

俳優の松重豊が、15日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。宮川大輔と共に東京都江戸川区を訪れ、様々な絶品小松菜グルメを味わい尽くした。

実は、小松菜発祥の地とされる江戸川区。徳川将軍・吉宗公がタカ狩りに行った際、小松川近くで食べた野菜を気に入り『小松川』にちなんで『小松菜』と名付けたことが起源とされていると聞き宮川は「すごい歴史ですね」と感心。

通常の1.5倍の小松菜と宮川大輔

名人が育てる『小松菜』は一般的なものより1.5倍も大きいジャンボサイズ。品種も栽培期間も普通なのに、ここまで大きく育つ理由は“代々受け継いできた畑の土”にあるとのこと。

もともと名人の祖父の代から、相撲の土俵などに使われる“荒木田土”という硬い土と、柔らかい“赤土”を混ぜて小松菜を育てていたのだが、名人はそこに、腐葉土・魚粕(ぎょかす)・カキ殻などを入れて改良。より小松菜が育ちやすいベストな土を作り上げ、徹底した水分管理をすることで“ジャンボサイズの小松菜”を実現できたという。

とれたての小松菜をいただく宮川大輔

小松菜を抜いてみると「しっかりしている、長い」と驚き。とれたてをいただくと、松重は「みずみずしいですね。えぐみがない。逆に旨味がある」とコメント。宮川も食べた瞬間「甘っ! なんやこれ! うまっ! 味が全然違います。出汁が効いてるみたいな」と感激した様子だった。

まずは小松菜をナムルにしていただくことに。小松菜には火を通さずざく切りにして、アボカド、韓国のりを混ぜ合わせ、ごま油、鶏がらスープの素、塩で味付けすると『小松菜のナムル』が完成。松重が一口いただくと「(アボカドとの)組み合わせがいいですね。油を含むと旨味が倍増している」と感心した様子。黙々と食す松重を見て宮川が「ドラマ見てるみたいや」とつぶやく場面も。

『小松菜のナムル』
『海鮮味噌炒め』

さらに『海鮮味噌炒め』を松重がいただこうとすると宮川が「すみません、申し訳ないですけどお願いがございまして」と切り出し、「ここちょっと“孤独のグルメ風”といいますか…」と人気ドラマ風の食リポをお願い。松重は「他局ですよ?」と戸惑いつつも快諾すると、ドラマの主人公“井之頭五郎”風に黙々と食べ続け「あ〜」と笑みをこぼした。続けて「じゃがいもと海鮮と小松菜の相性がいい」と太鼓判を押した。ちなみに、宮川も“孤独のグルメ風”食リポに挑戦したのだが、松重に「一旦カットいいですか! 君じゃなくて小松菜が主役なんだから」とダメ出しされてしまった。

『小松菜のロールカツ』 

その後、小松菜とチーズを豚ロースで巻いた『小松菜のロールカツ』を小松菜入りのタルタルソースでいただくと、自称“タルタリスト”だという松重は「うまいねこれ! こんなヘルシーなボリュームカツってない」と絶賛。

『小松菜餃子』を作る際には、餃子が大好きだという松重が見事な手さばきで餃子を包み一同驚き。食べてみると「小松菜の水気が、肉の脂を吸って旨味を出してる」「これ流行るよ」と感心していた。

『小松菜餃子』
『焼豚』 

さらに、小松菜と合わせて頂きたい逸品として登場したのが、群馬県産の上州せせらぎポークを使ったこだわりの『焼豚』。濃厚なタレが染み込んだ焼豚を見た松重は「これは色っぽい」と感動。松重は一口食べて「もうない」とつぶやき、「口の中でとろけていくですよ、この甘さ。肉料理としては最高峰じゃない? これ」と目を輝かせた。

『小松菜のふりかけ』 
『焼豚と小松菜のチャーハン』

最後の乾杯メニューは、『焼豚と小松菜のチャーハン』。小松菜、しょう油、みりん、ゴマで『小松菜のふりかけ』を作り、焼豚、卵、ご飯と一緒にいためたら完成。松重は「実は、高菜のチャーハンが好き。だけど、高菜よりうまい。ちょっと、超えたかも」と語り、想像以上の味わいに驚きながら番組を締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

© 株式会社 日テレ アックスオン