通算5度目となるPP獲得の蒲生尚弥「どんなコンディションになっても諦めない」【第1戦GT300予選会見】

 岡山国際サーキットで開催されている2023スーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』。4月15日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したLEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥と篠原拓朗が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

篠原拓朗

Q1担当/ベストタイム:1分38秒256

「開幕戦をポールポジションという素晴らしい位置からスタートできることとなり本当に嬉しいです。Q1に向けて、公式練習では雨量の関係もあり、あまり走行を重ねられなかったのですけれど、そのなかで蒲生選手のデータを穴が開くくらいに、しっかりと見させていただいたおかげで、いろいろと調整できたことで、(蒲生担当の)Q2も良い順位で終えられたのかなと思います」

「僕自身、開幕戦ポールからのスタートというのは初めてなので非常に緊張します。でも、シーズン最初のレースを一番いい場所からスタートできることを楽しんで……明日の天気はわからないですけど、それはみんな一緒なので。どんな天気でも一番いい選択をできるように、チームと常にコミュニケーションを取りながら、最終的にまた今日と同じ順位で戻って来られるように頑張りたいと思います」

蒲生尚弥

Q2担当/ベストタイム:1分36秒038

「とても難しいコンディションの予選になりました。それでもポールポジションを獲れて今は本当にほっとしています。Q2は公式練習と比べて雨量も減った路面だったのですけど、そこでうまく(路面に)合ったタイヤを選ぶことができました。本当にチームの皆さんのおかげだと思っています」

「(ブリヂストンタイヤのウエットの特徴を問われ)雨量が多いときにかなり高いパフォーマンスを発揮すると思っています。Q2に関してはぜんぜん水もなくて、安定したコンディションでしたけども、硬いゴムのタイヤを選んで、内圧とかもいろいろ調整して走った結果だったと思いますので、幅広くパフォーマンスを発揮してくれてるのかなと思います」

「明日もたくさんのお客さんが来てくれると思います。だからこそ、どんなコンディションになっても最後まで諦めないで、皆さんを楽しませるレースをしようと思います。ぜひ応援よろしくお願いします」

2023スーパーGT第1戦岡山 GT300クラスのポールポジションを獲得した篠原拓朗と蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)
2023スーパーGT第1戦岡山 ポールポジション会見に出席した篠原拓朗/蒲生尚弥/松田次生/ロニー・クインタレッリ

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