情報収集のこつは 新聞活用法学ぶ ネッツトヨタ山陽で新人研修開始

新聞を活用した情報収集のこつなどを学ぶネッツトヨタ山陽の新入社員たち

 ネッツトヨタ山陽(岡山市南区古新田)は15日、新聞を活用した新入社員研修を本社で始めた。6月まであり、16人が情報収集のこつや分かりやすい伝え方などを身に付ける。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が、記事は結論から先に書く「逆三角形」になっていることを説明。「業務連絡や商品プレゼンテーションも結論から伝えると効果的」と助言した。

 プロ野球などの記事を読んで見出しを考えるグループワークもあった。瀬尾次長は「見出しは記事の内容を大まかに把握できる究極の要約。幅広いニュースを効率的に読み解き、ビジネスに役立てて」と述べた。

 営業職の男性(23)は「新聞で逆三角形の伝え方を学び、来客に車の魅力をPRしたい。いろいろな情報に触れて話題づくりにもつなげていければ」と話していた。

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