【統一地方選挙】南足柄市長選挙、2人が立候補届け出 午前9時30分現在

南足柄市役所

 任期満了に伴う南足柄市長選が16日に告示され、午前9時30分時点で、いずれも無所属で届け出順に、4選を目指す現職の加藤修平氏(74)=自民、公明党推薦=と、元市商工会長で不動産会社社長の新人、笠井進氏(58)が立候補を届け出た。

 少子高齢化対策や市内への企業誘致などが争点。

 加藤氏は「財政健全化に取り組んだ。市民の期待に応えたい」と3期12年の実績を強調。子育て支援や公共交通機関の充実、防災対策の強化などを掲げる。

 笠井氏は「若い人や子育て世代が住みやすい街を目指す」と産婦人科の誘致や市民との対話集会の実施、山車など地域資源を生かした観光施策などを訴える。

 15日現在の選挙人名簿登録者数は3万5227人(男1万7249人、女1万7978人)。

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