渋野日向子「風のせいにできない、自分のせい」 悔しさを残しメジャーへ

風のせいにできない(撮影/村上航)

◇米国女子◇ロッテ選手権 最終日(15日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

1アンダー32位から出た渋野日向子は「75」とスコアを崩し、通算2オーバー57位で終えた。「色々やることが多すぎる」とショットで苦戦した1日を振り返った。

「スタートが良かったので、そのあと波に乗れなかったのが残念」と1番(パー5)で2m弱に乗せてバーディ発進を決めたが、その後はグリーンを狙うショットで苦戦。ティショットでフェアウェイを外したのは2ホールだけだったが、パーオン率は55.55%(10/18)に留まった。

きょうも日本人の応援団がついて歩いた(撮影/村上航)

2番(パー4)はフェアウェイからグリーン左サイドのラフに外し、3オン2パットのボギー。11番(パー5)もフェアウェイからの2打目を右の池に入れるなどボギーをたたいた。

ダブルボギーでホールアウト(撮影/村上航)

18番(パー5)はフェアウェイ右サイドからのショットが右の池につかまった。打ち直しの4打目はグリーン左サイドのバンカーに入って5オン。ボギーパットは打った瞬間に顔を上げてカップに向かい、短いパットを入れてダブルボギーとした。4バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「75」は、今季5試合でのワーストスコア。「風のせいにはできないくらい、自分のせいだった」と振り返った。

メジャーに向けて修正を急ぐ(撮影/村上航)

次週は今季メジャー初戦「シェブロン選手権」(テキサス州・ザ・クラブatカールストン・ウッズ)。「色々やることが多すぎる」と厳しい表情でコースを後にした。(ハワイ州エワビーチ/谷口愛純)

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