亀田誠治/KREVA/武部聡志も出演、日比谷野音100周年がスタート

亀田誠治が実行委員長を務める【日比谷野音100周年記念事業】のオープニングセレモニーが、4月15日に日比谷公園大音楽堂(野音)で開催された。

当日は雨にも関わらず1200人が来場し、東京消防庁音楽隊による「祝典行進曲」の演奏でセレモニーがスタート。野音で解散発表をしたキャンディーズの「春一番」など、名曲の数々が奏でられた。そしてステージに小池百合子東京都知事が登場すると、長らく音楽の聖地として文化発展に寄与してきた 野音の歴史を振り返りながら、「これからの100年にふさわしい音楽の伝統を、東京都民からもアーティストからも愛される文化の発信拠点にしていきたい」と 本事業への期待が語られた。

その後、警視庁音楽隊が華やかな「セカンド・センチュリー」を含む計3曲を披露。東海大学菅生高等学校吹奏楽部は、「ディープ・パープル・メドレー」のフレッシュな演奏で、場内を盛り上げた。またセレモニーの途中では日比谷野音100周年記念事業の実行委員である南こうせつ、大塚愛、きゃりーぱみゅぱみゅ、岸谷香、ミッキー吉野、中川翔子から届いた祝福のメッセージ動画が上映。それぞれが抱く野音のエピソードと共に100周年が祝われた。

終盤、大妻女子中野中学校・高等学校合唱部のステージでは、実行委員長の亀田誠治、KREVA、武部聡志がサプライズで登場。ステージに立った亀田は「 これまで100年間ありがとう!そして、これから先の100年も聖地でいてください」と野音への 感謝と想いを語った。最後に演奏された「ハナミズキ」では、武部が奏でるピアノの音色と亀田によるアップライトベースにあわせ、大妻女子中野中学校・高等学校合唱部の美しい歌声で「君と好きな人が百年続きますように」と、100周年をむかえた野音にメッセージが響き渡った。さらに、KREVAがこの日のためだけに日比谷公園で作ったというラップのコラボも披露され、会場中が感動に包まれながら、オープニングセレモニーが締めくくられた。

日比谷野音100周年記念事業は、4月から11月まで8か月にわたり様々な公演が行われる。

◎公演情報
【祝・日比谷野音 100周年 オープニングセレモニー】
2023年4月15日 (土)
日比谷公園大音楽堂 (日比谷野音)
出演:小池百合子 東京都知事、警視庁音楽隊、東京消防庁音楽隊、東海大学菅生高等学校吹奏楽部、大妻中野中学校・高等学校合唱部、KREVA、武部聡志、亀田誠治 (日比谷野音 100周年記念事業実行委員長)

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