広島大学は、法学部を創立の地・東千田キャンパスに移転し、記念式典を16日、開きました。
広島大学 東千田キャンパスで開かれたセレモニーには、越智光夫 学長など約80人が出席し、新校舎の完成を祝いました。
キャンパス移転に伴い、新しく建設されたのは、地上6階建ての「広島大学総合校舎L棟」です。
広島大学は、東千田キャンパスを法律に携わる人材を養成するための拠点として位置づけ、法学部の学生・大学院生、計800人が講義などを受けます。
広島市には、弁護士などの法曹関係者が多いことや、法学部とすでに東千田にあった法科大学院を同じキャンパスにすることで、切れ目のない教育の充実などにつなげたい考えです。
広島大学 越智光夫 学長
「大学の教育研究の成果を社会に還元できるよう、最大限努力したい」
また、L棟には、木造で温かみのある「SENDA LAB」を設置し、企業や地域社会の連携なども図っていきたいということです。