札幌・G7環境相会合、共同声明採択し閉幕 化石燃料使用廃止、対象に天然ガスも

G7気候・エネルギー・環境相会合を終え、記者会見する西村経産相(右から3人目)ら=16日午後、札幌市

 札幌市で開かれた先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合は16日、合同会合で共同声明を採択し、閉幕した。温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定の「気温上昇1.5度目標」の達成に向け、温室効果ガスの排出削減策が取られていない化石燃料の使用廃止を「加速させる」とし、対象に天然ガスを加えた。焦点となっていた石炭などの火力発電の廃止年限は盛り込まれなかった。

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