ファジ 5連続ドローで11位後退 アウェーで仙台に1―1

パスミスで前半11分に失点した直後、ピッチ上で話し合うDF柳育崇(左から2人目)らファジアーノ岡山の選手たち

 明治安田J2第10節(16日・ユアテックスタジアム仙台ほか=11試合)前節10位ファジアーノ岡山は1―1で仙台と引き分けた。5試合連続のドローで勝ち点13(2勝7分け1敗)、順位は11位に後退した。

 町田は大分との首位攻防戦を3―1で制し、勝ち点23で再びトップに立った。大分は同22。3位の東京Vは千葉に0―1で敗れ、同19のまま。秋田は大宮に2―1で逆転勝ちし、長崎は4―0で徳島に大勝した。

仙台1―1岡山

前半1―0

後半0―1

 【評】ファジアーノ岡山は勝ち切れなかった。0―1の後半3分、途中出場の木村が右サイドを突破して折り返し、佐野が冷静に流し込んで追い付く。さらにチアゴアウベスらを投入し攻勢を強めたが、決定機を仕留められなかった。前半11分の失点は安易なミスで献上。輪笠のGK堀田へのバックパスがずれたところを突かれた。粘り強く試合を進められない課題を改めて露呈した形だ。

 仙台は前半にペースを握ったが、後半は勢いが落ちた。

後半3分、同点ゴールを決めるファジアーノ岡山のMF佐野航大
後半途中出場でシュートを放つファジアーノ岡山のFWチアゴアウベス

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