一度聴いたら伝染する呪いのメロディー 少女・さなの怪異が迫る 「ミンナのウタ」特報

清水崇監督(「呪怨」「ホムンクルス」“村”シリーズ「忌怪島」)の最新作「ミンナのウタ」の劇場公開日が2023年8月11日に決まり、特報映像が公開された。

特報映像は、ある女性が1本のカセットテープを手にするところから始まる。少女・さなのものらしき不可解なノートや、「SANA」と書かれたカセットテープレコーダー、”ワタシのユメ”という作文には、「自分の歌で、私の世界に惹き込む…」という意味深な文章が書かれている。さらに、「カセットテープ…届き…ま…した…?」という少女の声に続き、不気味なハミングのメロディーが聞こえ、薄暗い階段の奥にはさならしき少女の姿が映し出されている。

「ミンナのウタ」は、“命が消える音”を集めているという謎の女子中学生・さなをめぐるサスペンス・ホラー。あるカセットテープから流れる“とあるメロディー”を聞いた人々は、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれててゆくこととなる。

謎の女子中学生であるさなのInstagramアカウント(sana_minnanouta)も公開されている。投稿数は120を超え、「どんなオトかな」「届いタかナ」「わ夕しが聞きたいのはこのオトじゃナい」など、不気味なメッセージなどが見られる。

清水崇監督のコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【清水崇監督コメント】

ホラーのダークヒロインと言えば、背景に悲劇を纏った女性が多く、ここ数年の拙作でも、彼女らのいたたまれない過去をミステリー仕立てで描いてきました。
……が、本作のダークヒロイン:“さな”は少し毛色が違います。
貞子/伽椰子に続くホラークィーンに“さな”ちゃんが、彼女の歌声共々仲間入りさせてもらえる事を願って――寄り添ってくれないと、あなたの家にもデモテープが届くかもしれません。
さて、ところで本作の主演はどんな方でしょう?
ヒント:ここ最近、僕の映画では、アーティスト出身の方が主演での作品づくりが続いています。しかも何故か、TVのあるバラエティ番組で怖がらせた方が続いており……
……あ、プロデューサー!?……すいませんーこれ以上はまだ言いません……あ、お、おいっ放せ!言わない!言わないからぁ!!!! 」

【作品情報】
ミンナのウタ
2023年8月11日(金) 公開
配給:松竹
©2023「ミンナのウタ」製作委員会

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