東急の新たな「美しい時代へ号」お披露目

まもなく運行を開始する東急の「SDGsトレイン 美しい時代へ号」が17日、報道陣に公開されました。

東急グループはかねてより阪急阪神ホールディングス株式会社と協働し、SDGsの達成に向けた多様なメッセージを発信する特別企画列車「SDGsトレイン」を、国や自治体・企業・市民団体などと連携して運行してきました。

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運行開始時と比べると、SDGsは加速度的に広く知られるようになっています。そこで認知度向上や啓発のみにとどまらず、東急グループや参画する企業・自治体・団体の具体的な取組を紹介する列車へリニューアルされることとなりました。

車内外のデザインもそうしたコンセプトの具体化を目指して一新。たとえば外観デザインにSDGsを象徴する17のゴールカラーを交じり合わせたグラデーションを採用したのは、今回のテーマの一つである「共創」を表現するため、といった具合です。

外観のグラデーションで「共創」を表現
車内広告やステッカーなどの掲出物もSDGsをテーマとしたものに。掲出パターンは中間車両と先頭車両で異なります

「SDGs 美しい時代へ号」は4月中に旧デザインから新デザインへ順次移行します。今回お披露目された東急3020系を皮切りに、4編成を東横線・田園都市線・世田谷線・目黒線・東急新横浜線の計5路線ならびに相互直通区間で運行します。運行期間は2026年3月31日までの予定です。

記事:一橋正浩

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