大竹まこと、岸田内閣支持率大幅上昇を不思議がる「項目別でみると、支持しないが多いに」

17日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)で、タレントの大竹まことが、岸田内閣の支持率は先月より大幅に上昇したことに関して不思議がった。

番組では、同日に発表されたANN世論調査の結果について扱った。

その調査によると、岸田内閣の支持率は先月より10.2ポイント上昇し45.3%になったそうだ。なお、政府が掲げる少子化対策で問題は「改善しない」と答えた人が8割に上り、防衛増税に関しても「支持しない」と答えた人は半数を超え55%だった。

大竹は「各項目で見ると、支持しないが、6割を超えたり、例えば少子化対策問題とか、そうなってるんだけど。これ不思議で、全体を見ると上がってる」と政策に関しての評価は厳しいのにも関わらず全体的な支持率は上昇していることを不思議がった。

すると、経済アナリストの森永卓郎氏は「前回落としたのは、統一教会の問題だったんですよね。あのときは連日、どの番組でもやっていたのに」と、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のニュースの扱いが減ったからではと推測する。

さらに森永氏は「こういう選挙が近づくとピタッとやらなくなるんですよ」と統一地方選の影響で統一教会問題の扱いが少なくなっている、のではと指摘。「(旧統一教会に)解散命令出すぞと言って出す気配もない訳ですね。にも関わらず選挙に影響するからとりあげないというのは私はいかがなものかと思うんですけど」と疑問を語った。

大竹もこの件に関しては「問題はまだ解決してませんよね」と答え、「特に選挙なんかはねえ、地方議員こそ関係性が疑われる議員がいる」と地方選の方が旧統一教会とも関わり深そうだとも話したのだった。

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