効率的な情報収集 新聞活用し学ぶ つばめガス新入社員研修始まる

見出しを考えるグループワークに取り組む新入社員

 プロパンガス販売などのつばめガス(岡山市南区福田)で17日、新聞を業務に活用するための研修(全3回)が始まり、新入社員10人が効率的な情報収集のこつを学んだ。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務め、記事は結論から先に書く「逆三角形スタイル」であることなどを説明。「見出しは究極の要約。一目で記事の内容がおおまかに把握でき、必要な情報を集められる」と解説した。

 受講者は記事を読んで見出しを考えるグループワークにも挑戦。瀬尾次長は「要約する力が高まれば、相手に要点を伝えやすくなる」とアドバイスした。

 営業二課に配属された男性(25)は「伝えたいことを簡潔にまとめて話す力や、分かりやすい文章を書く力を身に付け、接客や業務に生かしたい」と話していた。

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