前東京都知事・舛添要一氏が小池都政を斬る!ねじれ国会で良かったこととは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2023年4月17日に公開された動画ではゲストに前東京都知事の舛添要一氏をお招きし、舛添氏の半生や政治の在り方、小池都政について語っていただきました。

舛添氏が感じる小池都政の問題点とは?

【このトピックのポイント】
・新刊は学者と政治家の両方を経験した舛添氏だから書けた
・ねじれ国会は長期政権よりは健全な政治の在り方だった
・小池都政はパフォーマンスが過ぎる

舛添氏のプロフィールは以下の通りです。

テレビに出演するにあたり、自分が研究してきたことを示したいと思ったのが国際政治学者という肩書きが誕生したきっかけとのこと。

国際政治学者を名乗る人が増えていることについては「同じように思われたくないな」と本音を語ってくださいました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして舛添氏に回答していただきました。

戻れるならいつに戻りたい?

MC鈴木邦和「戻りたいですか?」

舛添氏「いやー、先のことしか考えてないので。過去は振り返らない」

学問、メディア、政治と様々なジャンルで活躍してきた舛添氏。「それぞれの時代にそれぞれ良かったことと悪かったことがある」と振り返りました。

また、政治家になったことで研究をしていた時と政治に対する見方は変わったとのこと。近年出版した本を指し「学者しかやってなかったらこの本は書けなかった」とコメントしました。

ロシアの政治や文化に対する深い造詣と自身の政治家としての経験があったからこそ「人と違う本が書けた」と語りました。

政治と権力に関連して、話は2007年頃の「ねじれ国会」のことに移ります。当時、舛添氏は厚生労働大臣を務めていました。

ねじれ国会の状態では、参議院で法案が否決されることが多くなります。再議決するには多くの手間がかかるため、最初から野党が受け入れられるような内容や附帯決議を盛り込む工夫がされていたそうです。

その工夫によって、野党の支持層も賛成できるような政策や法案づくりにつながったと語った舛添氏。とてつもない苦労があった一方で政治としては「健全だった」と振り返りました。

舛添氏「権力の在り方というのはチェック&バランス、牽制する力が相当強くて勝手ができない方がはるかに良い」

小池都政について一言!

小池都政について、舛添氏は「ちょっとパフォーマンスがすぎるのと、東京が良くなってない感じがしますね」と厳しめの評価。

明治神宮外苑の再開発計画で、一部進捗が止まっていることや小池都知事がイニシアチブを取れていないことを挙げ「都市計画・都市開発に全く興味がないし勉強していない」「役人に任せてしまっているのでは」と指摘しました。

自身も多くの計画に関わり、小池都知事に後を託した舛添氏。前任者だからこそのシビアな言葉が多く聞かれました。

国家規模の大都市である東京を治める都知事には、多くの分野に精通し幅広い知識を持つことが求められるとする舛添氏。厚労大臣の経験から社会保障には精通していたものの、その他の分野については「毎日勉強していた」とのことです。

都知事の仕事について「相当頑張らないとできない」と締めくくりました。

動画本編はこちら!

小池都政を徹底批判!前任者の舛添氏が感じる小池都知事の問題点とは?

選挙ドットコムちゃんねるは毎週月曜日は21時から生放送、火曜日~土曜日は18時に公開!

ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

© 選挙ドットコム株式会社